アンケートには予算を少なめに書きましょう

ハウスメーカーの住宅展示場や住宅見学会などに行くと、必ずアンケートへの記入を求められます。

このとき、「アンケートの自己資金と予算は少なめに書く!」ということを注意してください。

アンケートでは予算は少なめに!

僕はダイワハウスをはじめ、積水ハウスやトヨタホームなどハウスメーカーの住宅展示場・住宅見学会にいくらか行きましたが、アンケートの記入字にはちょっと見栄っ張り気分が高じて自分の出せる精一杯の自己資金と予算を書いていました

でも、ハウスメーカーから最終見積を見た段階でこのことを後悔することになります。

どのハウスメーカーの最終見積を見ても、僕の予算の上限、4500万円ぎりぎりなのです。

もしくは4500万円台後半で見積りを出してきて、そこから値引きで4500万円にしてきます。

冷静になれば当たり前の話なのですが、ハウスメーカーの立場に立ってみれば、客の予算ぎりぎりまで金を絞りとってやろう、 と思うわけです。客に少しでも高い家を買わせた方が1件あたりの儲け額はよくなりますので。

ただし、いくら予算を少なめに答えても、ハウスメーカー側もプロです。アンケートの年収欄に記入した時点でこの人は大体いくら借りられるか、ということがわかってしまいます。

このため、予算としてそれだけしか払えない、という理由を考えておきましょう。子供が3人欲しいとか、会社を起こそうと思ってるとか、何でもよいと思います。

ハウスメーカーのアンケートで予算を少なめに書く理由

ハウスメーカー側はアンケートを見て客の予算がわかっていますから、後々見積もりを出すときに客の予算+αを乗っけて出してきます。

当然客のほうは予算より高いナァ、何とか値引きしてよ〜。となります。

そこでハウスメーカーの営業マンは言います。

営業マン:「特別ですよ。こんなに大きな値引きするのはお客様だけですよ♪」

僕:「ムフ。ちょうど予算内に収まった。さすが気前いいね〜。買っちゃう♪」

営業マン:「ありがとうございます!特別値引きですからね!他の人には絶対言っちゃだめですよ!」

僕:(え、そんな秘密なほどまけてくれたの?やった♪)←実際はハウスメーカーが値引き額を隠したいだけです。

という流れになります。

ハウスメーカーは利益を十分見込んだターゲットプライスを客の予算に合わせ、そこから値引き代を上乗せして提示いるだけなのです。

全然お得でも何でもないですよね。そして、客の側は予算ぎりぎりで契約してしまいます。

予算ぎりぎりで契約してしまうと、契約後、間取りが気に入らなかったり、標準仕様の安っぽい設備をグレードアップしようにも予算を使い果たしてしまっているからそんなことできません。

結局お金とグレードアップの板ばさみに苦しみます。

こうならないのためにも、ハウスメーカーのアンケートには少なめの予算を記入しましょう♪

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