注文住宅の契約解除のため、ダイワハウスに向かいます。
二人とも足取りが重いです。
我々を迎えるダイワハウスの側は営業のD氏、設計士のA氏、そしてD氏の上司。
契約を迫られた日と同じように僕たちはダイワハウスの三名に囲まれた格好です。何だか尋問されているような気分です。
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注文住宅の契約解除のため、ダイワハウスに向かいます。
二人とも足取りが重いです。
我々を迎えるダイワハウスの側は営業のD氏、設計士のA氏、そしてD氏の上司。
契約を迫られた日と同じように僕たちはダイワハウスの三名に囲まれた格好です。何だか尋問されているような気分です。
冒頭、ダイワハウスの営業マンD氏が言い出します。
営業マンD氏:「さっき店長に呼び出されて、滅茶苦茶に怒られましたよ。あえてオブラートに包まずに言うと、約束破りだと言え!と言われました。契約の書類を作成するために多くの人間が動いてるんですよ。」
契約前とはすごい態度の変わりようです。
でもこちらも、負けてはいられません。こちらの考えを伝えます。土地が希望と違うことことが一番の理由と伝え、はっきりと言います。
「ダイワハウスとは契約解除します!」
それでもまだダイワハウスの営業マンD氏はしきりに言います。
営業マンD氏:「プランが完全に確定してから資材を発注するまではやめても一切お金かかりません。検討もしないままその権利を放棄するのは勿体無いです。とりあえずあと2週間考えてみませんか?」
また得意の「とりあえず作戦」が発動です。
いや、営業マンD氏のとりあえず作戦にはもう騙されません。こちらの決意は固まっています。
2週間待ってもらってもこちらの気持は変わりません。
2週間先延ばしにするくらいなら、ダイワハウス側にとっても他の人に売ってもらったほうがよいですよ。考え直すつもりはありません。僕らの契約解除したいという気持ちを再度はっきりと伝えます。
契約解除がよほどショックだったのか、取り乱した営業マンD氏に怒鳴られました。
内容は割愛させて頂きますが、お互いの信頼が大事とか、自分が何のために消費者保護法を熟読しているかとか、押売はしないとか、仰っていました。
せっかく取れた契約が白紙に戻って、営業マンとしては天国から地獄です。取り乱す気持ちも分かるので我慢して聞いていましたが、やっぱり向こうにも非があるのに客のこちらばかりが怒鳴られるのは嫌な気持ちになります。
これが決定打になり、ダイワハウスと別れることを決めました。
その後、営業マンD氏が別の部屋で頭を冷やしている間に上司が控え目に引き止めてきます。
これだけの値引き額はもうできない、営業マンD氏の値引き額を後で聞いてびっくりしたと仰っていましたが、一度不信感を持ってしまった僕たちはこれもおそらく営業トークなのだろうと感じてしまいます。
上司の方にも丁重にお断りしました。
僕:「一度契約をしてたくさんの人を動かしておきながら申し訳ないと思っています。でもこのままこの土地で検討を進めて南西角地に住み続ける気にはなりません。契約解除をお願いします。」
最後に戻ってきた営業マンD氏は契約解除が相当応えたのかシュンとしながら解約書類を持って帰ってきます。
D氏のがっくりした顔を見て少し気の毒になりました。
契約のハンコを押した時は押した後の印鑑をフキフキしてくれたのですが、契約解除のハンコは下のゴム敷も自分でセット、フキフキもセルフサービスです。
ダイワハウスの営業マンD氏より、契約金の返金手続きが遅くなると告げられます。
というのも営業マンD氏、今週休暇をとる予定とのこと。
僕:「返金は全然急がないのでよいですよ〜。」
(申込金の入金や契約金の入金は急かしておいて、自分の返金手続きは遅らせるのは不公平ですがもう信頼関係は崩壊しています。我慢しました。)
いったん契約してから契約解除すると、非常に嫌な思いをしますし、ダイワハウス側の特に営業マンへの大きなダメージともなります。
簡単に契約解除できるとは思わないほうがよいです。
「とりあえず」という言葉につられて契約してしまいましたが、本来契約は法的な義務を負う重要な行為。今回はダイワハウスの営業マンに怒鳴られたくらいで済みましたが、思い返すと契約に対する考えが甘かったなぁと思っています。
しかしながら、こうして無事、ダイワハウスとの契約解除が成立したのでした。違約金は無事0円でした。
◆名前:ひさし
◆年齢:35歳
◆職業:システムエンジニア
◆住所:神奈川県某所
◆出身:茅ヶ崎
◆家族構成:嫁・子供二人
(2歳,0.5歳)
◆好きなもの:
こたつミカン、芋焼酎
■年収:620万円
■予算:4500万円
■自己資金:500万円
★2人目の子供も生まれ、古くて狭いマンションを出ようとダイワハウスで注文住宅購入を決意!