ダイワハウスの住宅展示場へ♪ 2015年1月24日(土)

きっかけ・・・

ダイワハウスとの出会いはこの日から始まりました。

二人目の子供が産まれて半年、生まれたばかりの慌しさもそろそろ落ち着いてきたし、今借りている3LDKのマンションも手狭になってきたし、そろそろ家を買うか〜。 と家探しを始めたのが年末でした。

今住んでいる街が気に入っているため、最初のうちは近所の建売住宅を探してたのですが、家の内装や設備も気になるよね〜と嫁と話して家の近くにたまたまあったダイワハウスの住宅展示場へ足を運びました。

家探しを始めてまだ3週間目のことです。

ダイワハウスの住宅展示場へ♪

子供二人は近くに住んでいる親に預けてきました。お留守番でごめんよ〜。

住宅展示場へ行くのは二人とも始めてなので、どきどきしながらダイワハウスの住宅展示場の玄関をくぐります。

広い吹き抜けの玄関とこれまた広い土間収納に戸惑いつつも勇気を出して自分の存在をアピールします。

僕「こんちゃ〜。」 ・・・しーん。 あれ。誰もいない?セルフサービス?

と思っていたらダイワハウスの住宅展示場の受付のお姉さんが出てきてくれました。中にどうぞ♪と案内してくれます。

住宅展示場にくるのは初めてですが、現実感ゼロですよね。 玄関でかっ!リビングひろっ!天井高っ!風呂もひろっ!

夢が広がるよりも現実離れしすぎていてこんな家建てられるわけないよな〜とネガティブ思考な僕はつい現実を考えてしょんぼりします。

ダイワハウス住宅展示場

ダイワハウスのアンケートに記入

そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、受付のお姉さんが満面の笑みで「アンケートに記入して少々お待ちください」とソファーへ促してくれます。

ダイワハウスのアンケートに記入します。 これまで建売一戸建てしか見てこなかったため、ハウスメーカーは今回が初めてです。

「所有土地の有無」との質問事項を見つけて、ダイワハウスは注文住宅メーカーだったことを思い出します。

えーと、所有土地無し。自己資金500万円。予算4500万円。っと。

ダイワハウスの営業マンとご対面

アンケートも早々に書き終え、嫁と広いね〜とか他愛ない会話をしているとダイワハウスの住宅展示場の営業担当D氏が出てきました。

この営業マンD氏とはこれ以降、モデルハウス見学やダイワハウス注文住宅のプラン具体化など、約1ヶ月に亘って付き合うことになります。

ダイワハウスの注文住宅のあれこれを教えてくれたのも、契約解除のきっかけになったのもこのD氏です。我々のダイワハウスに対するイメージはほぼこの営業マンD氏によると言ってよいでしょう。

本来住宅展示場の担当ではなく、支社からヘルプで来ているとのこと。ヘルプで来ても住宅展示場を案内できるのはすごい。

このD氏、ぱっと見やさしそうな中年太りのおっちゃんです。推定40歳。

結構歳がいってそうなわりに名刺をみて特に役職らしきものは書かれていません。ダイワハウスの営業マンには、外注(販売成績に応じて給料が決まる歩合給タイプ)と、社員(固定給タイプ)があると聞いたことがありますが、僕はこのD氏は前者と判断しました。

D氏はダイワハウス注文住宅の特徴である外張り断熱や最新のXEVO Σなどに関する簡単な説明をしてくれます。そして、我々に現在の家の検討状況など二、三質問をした後、住宅展示場の中を案内してくれます。

ダイワハウスの住宅展示場を拝見♪

営業マンD氏にダイワハウスの住宅展示場の中を案内してもらいます。土曜日の昼間なのに客は我々1組だけ。ダイワハウスさんも消費税UPのあおりを受けているんでしょうか。でもおかげでゆっくり回れました♪

住宅展示場の中の設備や特徴はこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ここでは割愛です。
ダイワハウスの住宅展示場

さて大和ハウスの営業マンD氏、展示場内を見ていくうちに僕と嫁の言動をやたらほめてきます。

嫁「このキッチンのシンク、白っぽい人造大理石が使ってあってかっこいいけど使っていくうちに色ついたりしないんですか??」

ダイワD氏「さすが奥様!鋭いですねぇ〜!長く使っていると色がつくことがありますが、研磨剤でこすってやればすぐ落ちますよ♪」

僕「このパンフレットにあるライブナチュラルてなに??」

ダイワD氏「さすがご主人様!よく見てらっしゃいますねぇ〜!合板の上に天然木を張り合わせたもので天然材の木目を楽しめるうえにキズに強くてワックス不要なんですよ♪」

褒めてご機嫌を取ろうというテクニックのようです。

わざとらしくて 逆効果な気がしますが・・・

大和ハウス住宅展示場

敷かれたレールの上に・・・

ダイワハウスの住宅展示場で内装と設備を見せてもらってサッと帰ろーと思っていた我々ですが、そう簡単に返してはくれません。

家を探している我々は、ハウスメーカーにとってみればいいカモなのです。

土地を持っていない我々に対するダイワハウスの営業マンD氏の考えた住宅購入のシナリオはこんなところでしょうか。


@土地を持っていないので、ダイワハウスの建築条件付き土地を割り当てよう

Aでも、いきなり建築条件付き土地を紹介して商売っ気を出すと警戒される。まずはモデルハウスを見せてダイワハウスの家が欲しい!と思わせよう。

B欲しい!と思わせたところで建築条件付き土地を紹介しよう。


営業マンD氏が考えた、というか、ハウスメーカーであればこんなケースが多いと思います。

営業マンD氏はこう切り出します。

ダイワハウスの営業D氏:「住宅展示場って広いしオプションだらけで実感が沸かないですよね〜。モデルハウスなら実際の物件に近いですから是非行ってみて下さい!」

僕らがこれまで見てきたのは建売物件の実物やモデルハウスだけだったので、ハウスメーカーのモデルハウスにはもちろん興味ありです。

僕:「是非お願いします♪」

とフラッとダイワハウスの住宅展示場に寄ってみるだけのつもりが、この後、営業マンD氏の敷いたレールの上を忠実に走ることになるのです。

ダイワハウス営業マンの常套手段

まとめてみましょう。ダイワハウスの住宅展示場に待機するダイワハウスの営業マンの常套手段はこうです。

@住宅展示場に来た客のアンケートからダイワハウスで注文住宅を建てられるだけの資金力があるか判断(僕たちはこの第一関門はクリアしたようです)

A資金力有りで土地無しなら、ダイワハウスの建築条件付き土地を買わせる。そしてその前にダイワハウスのオプション満載モデルハウスを見せてその気にさせる。

Bモデルルームを見せて舞い上がっているところで、近くの建築条件付き土地を見せ、土地の仮押さえをさせる。

C土地仮押さえ期間が短いことを利用して一気に契約締結♪

住宅展示場の意味

僕たちは住宅設備や内装が見たくてダイワハウスの住宅展示場に足を運びましたが、 あとになって考えてみると住宅展示場って行く意味あったのかなぁと思います。

住宅設備を見るなら、TOTOやLIXIL、INAXなどのショールームに行ったほうがよっぽど参考になります。

住宅展示場のその広さやデザインは素晴らしいですが、家の雰囲気を見るならモデルハウスの方がまだ現実的で参考になったかなと思います。

住宅展示場の意味は、ハウスメーカーの最新のデザイン・設備のデモ用の場所、すなわちハウスメーカーの自己満足の場所です。

我が家を作る際の参考にはならないと割り切ってしまってよいでしょう。(住宅展示場並みの家が建てられるという財力を持った方なら別ですが。。)

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